この度、1歳の娘が臍ヘルニア(でべそ)の手術を受けることになりました。
手術前検査に行ってきましたので、何をしたか、困ったこと、気になる検査費用などについて書きたいと思います。
これから臍ヘルニアの手術を受ける方や、手術を考えていらっしゃる方の参考になればと思います。
臍ヘルニアと診断された時の前回の記事はこちら(愚痴多めです。)
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臍ヘルニアとは?
臍(さい)ヘルニアとはでべそのことです。
赤ちゃんがお腹の中にいる時、お母さんと臍の緒で繋がっていました。その隙間が閉じず、腸や腹膜が飛びたした状態のことを臍ヘルニアといいます。
ヘルニアとは
体の一部があるべきところから飛び出していることを「ヘルニア」といいます。
私、今回娘が臍ヘルニアと診断はれるまで、ヘルニアについては全く知識がなかったです。
飛び出していることをヘルニアと呼ぶんですね...。
よく聞くのは「椎間板ヘルニア」や「鼠径(そけい)ヘルニア」ですね。
臍ヘルニアの治療
【臍ヘルニア圧迫療法の断面図】
圧迫療法があります。
綿球をつめて臍ヘルニアをへこませ、その上から防水テープでとめます。
生後早めに治療した方が治る確率は高いそうです。
臍ヘルニア手術は必要?
臍ヘルニアの手術の目的はほとんどが「見た目」をよくする為です。
病気だからおへそが出ているわけでも、おへそが出ているから病気になりやすいわけでもないのでそのままでも問題ありません。
2歳頃までは様子をみて、治らなければその後、幼稚園や保育園等、集団生活に入る前に手術する方が多いようです。
自然には治らない?
1歳までに80%のお子様が治り、2際までに90%のお子様が治ると言われています。
逆に言えば、1歳までに治らなければその後治る可能性はかなり低いです。
急にでべそになった娘
娘は産まれてから1歳頃まではでべそではありませんでした。
しかし、治るとされている1歳頃におへそが出てきました。
どうやら、成長とともに腹筋などが鍛えられ、中から外に加わる力が強くなった為出てきてしまったようです。
あまり気にしていませんでしたが、1歳半検診で病院で見てもらうようにと言われ、今に至ります。
【臍ヘルニア断面図】
臍ヘルニア手術前検査
手術を受ける為入院することになるのですが、その前に検査に行かなければいけません。
紹介していただいた入院、手術をする大学病院へ行きます。
検査当日の日程
7:40自宅を出発
9:10病院到着
~受付、内診、検査、会計~
11:15病院を出発
12:30自宅到着
前回の記事にも書きましたが、病院が遠く、自分で運転したことのない道のため、必然的に早く家を出ることになりました。
その為には娘のご飯もいつもより早く済ませなければいけません。
何時までかかるかわからない為、おむつやおしりふき、飲み物に軽食、離乳食、母子手帳や書類が入ったファイル、財布等をバッグに入れるとかなりの重さでした。
そして朝から大雨...
慣れない高速にも乗らなければならない。
朝から心が折れかけます。
一人で運転する分にはリラックスして楽しめるのですが、娘が乗っているだけで、緊張感が10倍ほど増します。
ちなみに高速に乗っていた45分ほどは生きた心地がしませんでしたし、分岐ごとに寿命が縮まる思いでした(笑)。
やはり1歳の娘には遠すぎる道のり。
チャイルドシートにぴったりの状態で1時間半、退屈だし辛かったと思います。
信号で停まるたびにあやしたり、おもちゃを見せたり、水を飲ませたりしましたが、後半はずっと泣いているかグズグズしていました。
自分の子供の泣き声って耐えられないものがあります。
私も知らない道で余裕が無いし本当に気が気じゃなかったです。
その後、徒歩より進まない渋滞に巻き込まれたりしながらもなんとか病院へ到着。
思っていたより早く着いたため、混んで入れないと聞いていた大学病院の駐車場にもなんとか停めることができました。
それでも満車の文字が並び、8割~9割が埋まっている状態、あと15分到着が遅ければ待ち時間がかなりあっただろうなという感じでした。
検査内容
初診の為、受付で診察券の発行をしてもらいました。
その後小児外科で受付を済ませ、先生に診てもらったり、検査をしたり、レントゲンをとったり病院内をあちらこちらと移動します。
・身長体重を計測
・内診
・採血
・レントゲン
採血のみ親は入れませんでした。
看護師さんに抱っこされて大人しく行った娘が、顔をぐちゃぐちゃにして帰ってきました(泣)
子供の血管は細い為、手の甲から採血されていたのですが、大人でも手の甲って痛いんですよね...。
私も数年前に手の甲に注射して真っ青になったことがあるのですが、娘の甲はすごく綺麗で、注射跡もひとつしかなかったです。
上手な人で良かった...。
入院の説明
今回2泊3日の入院です。
一週間後には入院になるので案内がありました。
資料を見ながら説明していただく感じですね。
ここで大誤算発覚。
付き添い入院の大変さを色々と見てしまい、何がなんでも個室にしようと決めていたのですが、一番安い個室でも一日16,000円。
2泊3日なので料金は3日分支払わなければなりません。
3日で48,000円...。
高い。
1日1万円、計3万円位だと思っていた私はかなり悩みました。
他にも私のベッド代、食事代、テレビカード代、等がかかります。
苦渋の決断です。
4床部屋で...お願いします...。
お会計
こども医療費助成制度がある為、医療費は0円ですが、10割負担だと15000円ほどでした。
本当に助かります。
ちなみにお会計の受付をしてからの待ち時間は25分でした(電光掲示板に待ち時間も出ていました)。
その後、精算の機械の順番待ちをするかたちになります。
私が精算する際はすいていましたが、混んでいるときは長蛇の列でした。
待ち時間の間に娘のおむつを交換したり、軽食を食べさせたりしました。
術前検査終了
とにかく無事に病院へ着いて帰ってこれたことに安堵しました。
娘が病院で走り回ったり、迷惑をかけないように捕まえ、検査の度に泣くのを抱っこしてあやし、重たい荷物を持ち、ベビーカーに乗りたがらない娘を抱っこしながらベビーカーを押していたら、次の日腕が筋肉痛に(笑)
小さなお子様を連れている方は旦那様を含めたご家族で来ている方が多いように思いました。
大学病院なので基本紹介状がある人だけですし、急な病気とは違い前もって日程が決まっているからでしょうかね。
ちなみに娘は途中からお腹が空いてグジグジ大変だったので、軽食や離乳食は持っていって正解でした。
以上、臍ヘルニアの手術前検査についてでした。
今後、入院準備、入院生活や手術についても書こうと思います。
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