おおまめとまめ育児日記

2017年女児出産 育児中の記録 絵日記 料理 もろもろ

【産後トラブル】寝れないことで私におきた体調不良

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眠らないと人間はどうなるのか

人は眠らないと脳を休息させることができないと考えられている。
脳が疲労しっぱなしの状態だ。
もちろん身体の疲れもとれない。
ストレスを感じやすくなり、思考能力は低下し、肥満の原因にもなる。
睡眠不足が招くリスクは非常に多い。

産後は常にこのリスクと向き合っていかなければいけない。

産後の睡眠時間

産後2ヶ月は1日の睡眠時間が1~3時間だった。
しかも丸々眠れるわけではなく、細切れで、短ければ5分、1時間眠れたことも数えれるほどしかなかったように思う。
学生時代や社会人になった後も短い睡眠時間や徹夜でなんとか乗り切った記憶もあるがせいぜい1~2日。
私は寝るのが大好きで出来れば毎日8時間寝たかったが、仕事の日は5時間ほどしか眠れないことが多く、その分休日にはお昼まで寝たりと自由に睡眠をとることができていた。

それが赤ちゃんが産まれた途端極度の睡眠不足に陥る。
しかもそれが何ヶ月も続くのだ。

なぜ眠れなかったのか

【とにかく赤ちゃんが泣いた】

授乳が終わり立って抱っこしているとスヤスヤと眠っていたまめ。
しかし布団に置こうものなら火がついたように泣き出す。
結局抱っこし直すがまた1から寝かしつけなければならない。
疲れたからと座って抱っこしようとしても泣く。
立って赤ちゃんを抱きながら眠れてもせいぜい3秒。
そしてまた授乳の時間がやってくる。
この繰り返しだ。

【痛みで眠れなかった】

私が眠れなかった1番の理由は“ 痛み”だった。
初めての母子ともに慣れない授乳で乳首の根元が裂けた。
私は産前、おっぱいマッサージ(乳頭マッサージ・乳輪マッサージ)はほとんどしていなかった結果でもあるだろう。
強烈な痛みで、授乳後2時間は痛みがひかなかった。
授乳直後に至ってはどこが痛いのかわからなくなるほどの激痛が走っていた。
授乳後にまめが寝てくれたとしても私はとてもじゃないけど痛くて眠れない。
体力も限界にきているのに眠れない。
2時間が経ち少し痛みがましになってきた頃、また次の授乳時間がやってくる。

結果睡眠不足の私がどうなったか

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【考えることができなくなった】

初めの1ヶ月は頭も冴えていたように思う。
しかしそれ以降、思考能力が確実に低下していた。
ふとレシピはなににしようかしらと考えても何も出てこない。
普通だったら冷蔵庫にお肉、じゃがいも、人参、玉ねぎがある、糸こんにゃくはないけど肉じゃがにしようかしら、となるところが
何も出てこない。
何も出てこないことに焦りは感じるし、何かおかしいとは気付く。
まるで子供に諭すかのように自分に語りかける。
ゆっくり落ち着いて今ある材料を考えて見よう。
お肉、じゃがいも、人参、玉ねぎ、あれ?何があるんだっけ?
もう一度はじめから...
頭に靄がかかったような感じがしてどうにも頭がまわらない。
考えようとはするが何かに遮られる感じだ。

自覚症状ははっきりとある。

【 体感時間がおかしくなった】

家事編

とにかく時間感覚がぐちゃぐちゃだった。
ご飯を炊いていた時、炊飯器にあと残り20分と表示されていた。
他の家事を済ませたり、まめの様子を見たりして、そろそろ炊きあがる頃かなと見に行くと、

残り18分だった。

同じように洗濯機でも同じことがった。
もうそろそろかなと思って見に行っても1分しかたっていないのだ。

これらに関しては自分が感じたよりも時間がたっていなかったことになる。

自分がおかしいんだろうなと思っていたもののあまりにも頻繁にあるので家電が壊れているのではと疑ったことも2度ほどあった。

買い物編

日曜日は自宅で夫にまめ見てもらっているあいだに食料品の買い出しに行くことが多かった。しかし、2、3時間に1回授乳時間がやってくる為ゆっくりしている暇はないと毎回気が焦っていた。
出産前と同じようによく行くスーパーで1週間分のレシピを考えながら必要な材料をカゴに入れていく。
かなり早歩きだ。
カゴがいっぱいになり、買い忘れはないかなと考えながら時計に目をやると1時間たっていた。
あれっ30分くらいしかたっていないと思っていたのに...

なんでこんなに時間がたっているの?
急がなきゃ
食材はこれでよかった?
買い忘れは?
次の授乳時間はいつだっけ?
スーパーを何時には出なきゃいけない?

もう脳がフル回転している感じ。
だがどの疑問にも答えが出ない。

産後寝れないのはいつまで

1回の睡眠時間が2時間~3時間とれるようになったら、気付けば頭のモヤはとれていた。
産後から半年ほどたっていたと思う。
一般的な睡眠時間にはほど遠いが、それでもパートナーに対するイライラや育児ストレスも幾分減った。

パートナーの協力が必要不可欠

週に1日でもたった数時間眠ることができていたらここまで思考能力が落ちることはなかったと思う。
眠れることで育児のストレスも減っていただろう。
身体を健康に保つ為に休息がいかに大切か、そして育児には周りの協力がいかに必要であるかを身をもって経験できた。
育児は母親だけが限界まで身を削るものではない。
育児はパートナー、家族と共にするべきだと父親、母親が共に理解しなければいけない。


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